息子が地元の学童軟式野球チームに入団して1年が経過した。昨年11月後半から体験入部し、12月に本入団となったが、毎週のチーム練習に嫌な素振りを見せる事なく通っている。体調不良や家庭の事情を除くと、それ以外は練習に参加している。きちんと継続できるか半信半疑だったが、見事に出来ている。

 朝練の効果は少なからず出ている。きっと何もせず同じ期間を過ごしていたなら、息子はずっとベンチにいただろう。試合で目立った活躍は出来なかったが、20試合近くの貴重な経験をさせてもらえた。チャンスを与えてもらえた事は感謝し、結果が出なかった事は反省し次に活かして欲しい。そしてジュニアチーム公式戦の最後にスタメン落ちした悔しさをバネに、邁進して欲しい。

 次は学童チームに移行する。目先の目標は学童チームの登録メンバーとなる事。たとえ試合に出場できなくても、レベルの高い試合をベンチやランナーコーチ、ボールボーイ、外野手のキャッチボール相手をする事で触れて欲しい。今の状態では当落選上にいるだろう。

 今できる事はやっておく。基本を積み重ね、応用できる基礎を身につけたい。試合が無く、中だるみとなるこの時期だからこそ、もう一度原点に立ち返って練習をしていきたい。

 野球はやはり、試合に出てこそ楽しい。父も、試合に出ている姿を応援したい。そうなるよう、地道な努力を積み重ねていこうと思う。