少年野球練習日記(記録)

少年野球・中学野球で不動のレギュラーを目指した息子と父の練習日記

2017年12月

■2017/12/09 (土) 14:30~16:00

 Y市公式戦の2回戦、相手はこれまた強豪チーム。ただし、日程重複でチームを戦力均等になるよう分割しているとの事。主力半分らしいが、どこまで通用するか?

 息子はベンチ入りだが出番無く守備交代時の外野キャッチボール役を拝命。最近慣れてきたようで、外野手が練習になるような手投げフライやゴロを投げられているようだ。

 試合は先攻、相手は戦力半減とはいえ投手は背番号1。初回は三者凡退に抑えられる。守備は学童エース君が好調のようで、打たせて獲るピッチング。

 2回表に先頭打者の学童エース君。少し狭い小学校での試合だったが、見事にレフトの柵を越えたプールに飛び込む柵越えホームランで先制。これでチームの雰囲気が良くなる。相手投手が動揺したのか、連続四球で満塁となり、1番打者の三塁打で更に3得点で合計4得点する。

 相手チームは戦力半減でも強豪。学童エース君からヒットを放ち、それを内野ゴロで返す手堅い攻撃で1点毎に返される。息子チームは2回以降は得点無く、最終回の6回裏時点で 4- 3 の1点差。1死から四球の走者が3塁まで盗塁し、1点返されると同点の場面で学童エース君が連続三振で勝利。見事に強豪チームに勝利した。

 残り2大会で、両方3回戦進出。少しでも長く6年生が野球ができるよう、少しでも上位に行けるよう頑張ってもらいたい。息子もそれに刺激を受けてほしい。


 

■2017/12/08(金) 6:45~7:30 少雨(5℃)
 ・ストレッチ
 ・体旋回確認(腰バット)×10本
 ・素振り×約100本
 ・素振り(早振り10本)×2回

 雨天予報も雨雲レーダー予測で始動時の雨量は0だった。しかし実際には小粒の雨が降っていたので室内で素振りを実施。
 構えのスタンスが捕手寄りに斜めになり、そのせいで投手寄りの右肩が上がって不恰好になっている。7:3の割合で立つよう指導しているが、8:2または8.5:1.5くらいに見える。真っ直ぐ立って5:5、それを2だけ捕手寄りに重心を寄せて斜めになるのではなく後ろの股関節に体重を感じるよう構え、肩は地面に水平になるよう言う。細かな事だが、毎日見ている中で気付いた事は早めに対処した方が良いと痛感しているため、息子には申し訳ないが指摘させてもらった。
 振り切った後にグラつくのも、いい加減に直してもらいたいので意識するよう言う。後ろ足の踏ん張りが親指ではなく、そのままグラつき小指にまで移動している。きちんと親指を重心として踏ん張ってほしい。
 素振りで良いスイングをしても、実打席で反映されていない。なので素振りのための素振りではなく、常にボールを打つ意識とイメージを持って素振りするよう言う。今日は素振りだけで全時間を使用。息子は疲れただろうが、量と質をもって数多く振り込む事により、課題が改善されて結果に結びつく事を信じたい。

 

■2017/12/07(木) 6:40~7:30 晴れ(0.5℃)
 移動~
 ・ストレッチ
 ・キャッチボール
 ・ノック(短距離、長距離)×20本
 ・素振り×10本
 ・トスバッティング(穴あき練習球、真横トス)×30本
 ・トスバッティング(穴あき練習球、斜めトス)×30本
 ・ペッパー×10本
 ・素振り×15本
 ・キャッチボール(慣らし)
 ~帰宅

 バイクで5~6分掛けて立派なグラウンドに移動。既に先客父子が1組おり、ネットめがけてトスバッティングされていた。反対方面だったので詳細は不明だが、恐らく3年生くらいの子だろうか。
 極度に寒いが、久しぶりに伸び伸びとキャッチボール~ノックの守備練習を行う。ゴロもフライも楽しかったが、課題は打撃なので穴あき練習球で真横からトスを行う。大幅なステップ幅と突っ込みを矯正するため、突っ込んでは打てない真横からトスした。その後はステップ幅の確認をするため、斜め横から通常と同じようにトス。やはりステップ幅が大きくなるし、上体に頼って体の旋回が窮屈。それでも言い続けて後半は少し改善の兆しあり。軟球を打ちたかったのでペッパーを行っていたが、途中で管理人が登場して止めろと言われてしまう。先客の父子は7時くらいに切り上げていたので、なるほどそういう事かと思う。
 管理人が去るまでグラウンド外で素振りを行い、居なくなってから慣らしキャッチボールをして終了。場所は申し分無いが、管理人登場までに練習を終える必要があるようだ。起床が苦手な息子にこれ以上の早起きをさせるのは大変だし、かといって15分程度しか練習しないために往復10分を使うのももったいない。真冬なので気象条件により行く・行かないは判断して良いと思うが、朝食と朝練を前後させて練習時間を確保できるかどうか?やはり思いっきりバットを振れるメリットが大きい。

 

■2017/12/06(水) 6:45~7:30 晴れ(2℃)
 ・ストレッチ
 ・ステップ幅確認・素振り×40本
 ・トスバッティング(穴あき練習球)×15本

 今シーズン一番の寒さの中、打撃に課題がある息子と自宅庭にて朝練実施。素振り時のステップ幅は改善されつつあるが、ずっと課題の振り切った後に姿勢がグラつくのがまったく直らない。上体に頼るスイングが身に付いてしまっているため、上体の振りの強さに下半身がついていっていない。今日はステップ幅がマシなので、これを意識する=下半身の安定 を目指したが、逆にギクシャクなってしまっていた。これは野球開始当初からの息子の課題である。
 素振りや固定ティーではステップ幅はマシになってきているものの、実打席で発生する大幅なステップ幅は動くボールを打つ際に出る。これを改善するため、自宅庭にてネットを張り下投げトスで打つ事をしたが、大きいステップ幅がすぐに出るし、体の旋回をまったく使わない上体だけの手打ちを行う。おまけに打ち損ねがネットを越して道路を挟んだ向かいの家に入ってしまう。この家は偏屈爺さんの住まいなので、息子が取りに行くも案の定、偏屈爺さんの高圧的な態度に息子が臆する。婆さんが練習球を取ってくれたものの、これで息子の心が折れて本日終了。
 前の練習場所を追われ、自宅庭で満足な練習もできず、用水路沿いの練習場所も状態が悪い。取り組むべき課題がたくさんあるのに、むしろ以前より練習内容が薄くなってきている。経験やセンスで上回る他メンバーに付いて行くため、自主トレの練習量でカバーしてきた息子にとって、この内容の濃度差は痛い。息子がもう少し起床に手間取らなければ、バイクで7~8分走った場所に試合が出来る程の立派なグラウンド付公園がある。父としては、そこでボールの行方や騒音に気をとられる事なく、自由に練習がしたい。始動時間が早くなるが、一度息子に提案してみたい。

 

■2017/12/05(火) 6:45~7:30 曇り(4℃)
 ・ストレッチ
 ・ステップ幅確認・素振り×40本
 ・サンドボールトス×20本

 最近スマホ撮影している動画にて息子の素振り時のステップ幅を確認したところ、やはり幅が大きい。色々な文献やネット記事を参考に、少年野球選手のステップ幅は大きくて肩幅の1.5倍程度までに抑えるのがが良いとされており、息子のステップ幅は現在でもそれを少し越える。また、フォーム改造に取り組む前の構えで肩幅の2倍、そこから後ろにテイクバックしてからのステップ幅は肩幅2.3倍ほどだったので、いかに大きすぎたか、そして毎日息子のフォームを見続け、その幅がだんだん大きくなっていっていた事に気付かなかった父の見抜く力の無さを感じた。
 なので100均でチョークを購入。バッターボックスとベースを自宅庭に描き、息子の構えの前後にも色付きチョークでマーク。前から1歩分(肩幅1.5倍くらい)にまた線を引き、構えから「割れ」を作って踏み出すステップ幅を1歩分ゾーンに着地して幅を確認、その後にもう一度そのゾーンで着地して素振り、という繰り返し作業を行った。その息子にとっては狭いと感じるステップ幅ですら、上半身が少し前に出てしまう(迎えに行く)事象が出る事から、できるだけ7:3で構えた軸足の上体をキープしつつ、ステップして振る事をしてもらった。後半は少しできるようになってきたが、染み付いた癖を完全に上書きできるまでは時間が掛かるだろう。

 

■2017/12/04(月) 6:45~7:30 晴れ(4℃)
 ・ストレッチ
 ・体旋回確認×10本
 ・素振り×20本
 ・固定ティー打撃(穴あき練習球)×60本

 打撃不振というよりか、完全に路頭に迷いつつある息子の打撃。父がフォーム改造(ジュニア時代に戻す+α)を指示している中で、着手から3週間程度の現在は完全にどっちつかずの状態なのだろう。しかし、一度着手した事を途中で放棄すると中途半端なままとなる。構えはしっくりきているのだから、今度はスイング以降の部分に定着を目指す。素振りで出ず実打席で出る事象なのであれば、素振りはフォームチェック程度として、ボールを打つ事に比重をおきたい。しかし、住宅地の早朝に金属バット+プラスチック穴あき練習球は軟球よりはマシだが打球音が響く。今日は梱包剤をバットに巻いたが、固定ティーの支柱にぶつける度に裂けてくる。そして期待した以上の消音効果は無かった。固定ティーで静止しているボールなのにドン詰りを繰り返す息子。果たしてバットの芯がどこにあるのかわかっているのか?それを問い、バットの比重が掛かる芯を感じながら、そこをボールに当てるよう言うとネットに刺さる当りが増えた。実打の時に出る大きなステップ幅以外にも、根本的な問題があるようだ。

 

■2017/12/03 (日) 12:00~14:00

 久しぶりにチーム練習でフリー打撃が行われた。これまで取り組んでいた打撃フォーム改造がどれほど出来ているか、もしくは出来ていると信じ内心楽しみにしていたが、見事に撃沈してしまう。

 やはり、一度染み込んでしまった感覚を洗い流すには根本が根深く、構えは修正後のフォームとなっているものの、踏み出すステップ幅がデカ過ぎる。上体こそ前のめりにはなっていないものの、大きな足幅分だけ上体が前に移動しているので、ボールを迎えに行ってしまっている。前足の突っ張りも少し出ているため、投手側の骨盤が反りあがって正しく後ろから前に体の旋回が出来ていない。何より、タイミングがまったく取れておらず、迎えに行く分ブレているため芯に当たらずボテボテの凡打を繰り返す。コーチが投げる易しい球で、他のチームメイトが快音を響かせる中、息子だけ蚊帳の外だった。一人5~6打席入ったが、息子は最後の打席で少し当たりのよい真正面のライトフライを打っただけで目立った結果なく全て凡退。そして凡打のたびに悲壮感が顔に出て焦り、焦りが尚更バッティングを狂わす悪循環に陥っている。何かきっかけを掴み、ほんの少しの自信の芽が出てくれればそれを咲かせる事に注力できるが、息子自身が迷い焦りバッティングが嫌いになってしまっている今、何をしてあげれば良いか本当にわからなくなってしまっている。

しかし、一番の改善点はこの大幅に足を踏み出す事象だと思う。実際、足幅に注意した素振りやサンドボールトスでは良い振りをしているわけなので、実打席のみ発症する(改善されていない)大幅なステップ幅をなんとか修正してあげるのに努力するしかないだろう。これが改善されてこそ、次のステップに移行できると信じたい。

 

■2017/12/02 (土) 13:50~15:20

 残り少なくなった公式戦、隣市で雨天順延続きだった1回戦。相手チームはまたも強豪。各スポ少大会や中規模大会を制覇し、勝率8割超のチームと対戦。

 試合はここ最近、調子の良かった学童エース君が大乱調。体が重そうで四球を連発してしまう。相手チームもさすがは強豪、息子チームのミスから見事に得点を重ね、学童エース君は3回1安打ながら8四球で4失点。攻撃はこれも学童エース君のセンター前ヒットが唯一で、四球出塁も併殺に倒れるなど終始見せ場なく終わる。

 終わってみれば4-0の完封負け。意気消沈してホーム小学校に戻った。

 

■2017/12/01(金) 6:45~7:30 晴れ(7℃)
 ・ストレッチ
 ・体旋回確認×10本
 ~移動~
 ・キャッチボール
 ・手投げフライ・ゴロ~カット返球想定×20本
 ・手投げワンバウンド捕球~返球×15本
 ・手投げショートバウンド捕球(中距離)×10本
 ・素振り×10本
 ・サンドボールトス(トレーニングバット、残り時間)
 ~帰宅

 早いもので12月。学童チームの公式戦は続いているが、5年生の息子は新チームの主力メンバー入りを目指して日々練習中。目下の課題は打撃力向上と守備力維持。今週は比較的気温がそこまで寒くないので用水路遠征がメインで、守備練習を多く行った。石ころだらけの地面なのでフライやバウンド系が多くなるが、目的意識をもって取り組みたい。カット返球の想定も、自分から投げるポジションを言ってから投げる事を本日も行う。また、外野手なのでショートバウンド捕球する場面は少ないものの、突っ込まないと捕れない浅いライトフライ程度の距離から手投げで投げてショートバウンド捕球を試みる。やはり距離のあるフライは当たった時の恐怖心が潜在的にあるのか、近距離ショートバウンドと違いグラブだけ差し出して後逸する。この恐怖心を克服して短距離のような体の前でグラブを出し、グラブに収まるまで見る事ができれば捕球もできるだろう。
 最後は素振りとサンドボールトス。少ない時間ながらも、体の旋回で割れを作って下半身主体で打つ事は絶えず言いながら実施。踏ん張る後ろ足がグラついてしまう癖を直すよう、素振りの際につま先の親指をしっかり残して踏ん張るよう言ったが、すぐには定着しない。これも練習でカバーしていくしかない。

 

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