■2018/10/14 (日) 9:15~10:40

 所属連盟5大会の4つ目大会決勝。有力チームが早々に敗退する波乱のトーナメントであったが、決勝相手は試合経験の豊富な相手。試合会場も市内最大の硬式野球もできるスタジアムで行われた。息子は「7番ライト」で先発出場。

 息子チームは先攻。明らかにチーム全員が場の空気に飲まれたかのような固さが目立ち、三者凡退の立ち上がり。その裏の守備では二死後に3番打者が息子の守るライト線に痛烈なヒット。息子はグラブを出して追ったため、打球に追いつくのが遅れたように思う。明らかな追いつけない打球の場合、捕球姿勢をとらずにまずは追いつく事に専念すれば、二塁打で防げた可能性もある。しかし、エース右腕君が後続を打ち取り、失点とはならず。

 二回裏には二死二塁でレフトフライをレフトが落球してしまい、先制を許す。

 三回表、先頭打者の息子は二塁真正面に痛烈な当たりを二塁が弾き、強襲ヒット。続く8番打者がバントを試みるが二回連続失敗。盗塁のサインに切り替ったところで左投手の牽制に引っ掛かりアウト。この回も三者凡退となる。その裏にエラーからヒット、5番打者に右中間深くに打ち込まれ、一般球場の広さが手伝ってランニングHRとなる。

 4回に相手投手が突然制球を乱して四球連発で満塁のチャンス。ここで4番エース右腕君。快心の当りはセンター後方に飛ぶが、最後方まで下がっていた外野手に捕球されてタッチアップで1点返す。残った走者の重盗の牽制ミスで更に1点。四球後に息子の打席。ホームスチールで1点を返して、あと1点で同点のチャンス。当りは強かったが、上手なショートの守備範囲でショートゴロに倒れる。

 その後、両チームとも膠着状態のまま時間切れとなり、一点差で敗戦。2大会連続の準優勝となった。

 決して勝てない相手ではなく、勝てるだけの戦力もあったと思う。勝敗の差は試合経験と、どれだけ失敗を少なくするかの差だったかもしれない。結局、3得点したものの、安打は息子の強襲ヒットのみであった。

 悔しい準優勝だが、残りの大会と県大会での勝利に向けて、残り少ない日を悔いの無いように準備したい。