■2020/12/12 (土) 11:00~13:30
公式リーグ戦から1か月経過し、決勝トーナメントに進出の準決勝。コロナ禍で無観客開催の可能性があったが、無事に観覧可で開催された。
相手チームは少年野球時代に同一連盟所属だった2チームと+1チームが集結した中学校。息子は「2番投手」で先発出場で後攻。
2番にヒットを浴びるが3番を投フライ~一塁封殺のWプレイで立ち上がる。2回表に2塁打を浴び犠打で2死走者3塁から右フライがライトと一塁との間に落ちるポテンヒットで1失点。2回裏攻撃無死3塁のチャンスがくるが、三振やスクイズ失敗で無得点。3回表はエラー走者を背負うが無失点で切り抜ける。3回裏に味方が逆転するが、直後の4回表に2死から連続2塁打を浴び1失点する。
5回表、連打で1失点し3ゴロからの送球を1塁がエラーし走者が残り、5番に2塁打を浴びて残った走者を全て返されてしまう。最後は三振ゲッツー(三塁挟殺)で終えるが、逆転されてしまった。
7回裏2死から1点を返し息子の打席。最後は変化球を空振りし終了。決勝進出はならず今大会3位に終わった。
コロナ禍で練習試合もほとんどなく、ぶっつけ本番で公式戦に挑んだ息子。実質、初めての敗戦投手となった。かなり精神的に落ち込み、自分のせいで負けたと自責の念にかられているようだ。これまで善戦した3試合に比べ、投球(配球)スタイルが異なっており、この日は変化球主体となっていた。ストレート中心でフォームと球速の緩急で打者を打ち取っていたスタイルから変化球中心となった事でストレートが甘く単調になった事も一因かもしれない。息子が抱いている感情は、かつて少年野球時代にエースの子たちが敗戦の時に抱いていた感情でもある。
ヒットをたくさん打たれたが四球は出さなかった。課題だった牽制も幾分か見れるようになった。プロ野球のエースであっても負ける事がある。反省すべき点や改善点を考え、次に繋げていけるようにしてもらいたい。リーグ戦でロースコアの試合を勝ち抜き、決勝トーナメントに進出できた事は間違いなく息子の努力の結果だと思う。
5回80球 被安打8 四球0 死球1 奪三振3 失点5 自責点4